全額支払ってもらうのが得策?『高度障害保険金』とは何でしょう?最適な加入方法をお教えします!

皆さんは、様々なリスクに備えて保険にご加入されていると思います。様々なリスクとして、死亡、高度障害、就労不能、要介護、医療等が存在します。その他、損害保険の自動車保険や火災保険等手厚い保障で加入できれば安心ですが、保険料(掛金)が家計費を圧迫するようでは意味がありません。そこで本コラムでは、保険料(掛金)の負担が別途必要のない、高度障害に対する保障に関して、知らないと後々困った状態になる、という話をします。

高度障害保険金は非課税?

 母:「太郎、あなた、大学に復学できるわよ!」
太郎:「何で?お父さんが倒れて、仕事も辞めちゃって、うち、お金ないんだろう?」
 母:「それがね、お父さんの掛けていた生命保険から高度障害保険金っていうのが支払われるこ
    とになったの。しかも、このお金には税金もかからないんだって!
    ん?なんだか、嬉しそうな顔じゃないわね?」
太郎:「お母さん、手遅れだよ!復学できる期間はもう過ぎちゃったよ!」
 母:「えー!」

この元大学生は、父親の収入が途絶え、大学を休学していたのです。
もう少し早く、高度障害状態でも保険金が支払われることを知っていれば、大学を辞める必要はなく、その後の人生も大きく変わったかもしれないのです。上記のような例は生命保険会社に勤める人間として、絶対に聞きたくない親子の会話です。

高度障害保険金は、約款に記されている所定の高度障害状態に該当した場合、保険金が支払われます。この保険金は、非課税の扱いになります。
その保険金は、リハビリ費用、介護費用、バリアフリー改築費用等に使われるケースが多いです。また、高度障害状態になる、ということは、今の仕事を続けることは困難ですので、収入保障の役割も果たすことになるのです。

冒頭に、保険料の負担がないと申し上げましたが、生命保険では、保険金のことを死亡(高度障害)保険金“とされており、※亡くならなくても高度障害状態に該当すれば、死亡保障額と同額の保険金が支払われるのです。しかも、保険金額に上限はありませんし、非課税です。一見、良さそうに見えますが、注意しなければならない点があるのです。
※高度障害保険金を支払うと、死亡保障は消滅します。

所定の高度障害状態って、どういう状態?

注意点の前に、高度障害に関して知識を備えておきましょう。
生命保険は分かりにくい、と言われることの一つが、次に上げる状態の区別です。高度障害状態、就労不能状態、要介護状態等、一体、どういう状態になったら、〇〇状態に該当すると認定されるのか、また、国や地方自治体の介護保険や障害者手帳とはどういう関わりがあるのか、そのあたりが、分かりにくい原因の一つだと思います。
また、それらのものと連動していたり、その保険会社独自の基準があったりで余計に複雑になってしまうのです。当社の「高度障害保険金」のお支払対象についてはこちらをご参照ください。

各社、各保険種類等によって異なることもありますので、加入される保険会社からの説明をしっかりと受けることが重要になってくるのです。
また、高度障害保険金を受取ると契約自体は消滅する場合もあります。その場合は、医療等の特約も全て消滅してしまいます。

では、使いきれなかったら?

非課税だからと言って、全額保険金を受取ったとしましょう。仮に、3000万円受取って、リハビリ費用等に1500万円使ってお亡くなりになってしまった場合、残った1500万円は現預金として故人の相続財産に加わることになります。この1500万円は高度障害保険金として受け取った残りですので、生命保険の非課税枠は適応されません。
生命保険は、死亡保険金として法定相続人が受け取ると、1人に付き500万円の非課税枠があるのですが、この残った1500万円には適応できず、相続評価額は1500万円となってしまうのです。
それならば、1500万円を高度障害保険金として支払ってもらい、残りを死亡の時に死亡保険金として支払ってもらうといことは、可能なのでしょうか?
可能であれば、仮に、奥さんと子供2人を残して亡くなった場合、法定相続人は3人になり、500万円×3人=1500万円が非課税になります。つまり、死亡保険金として支払われた1500万円は、相続評価額はゼロとなるのです。
私は外資系の生命保険会社から住友生命に転職しましたが、前職の外資系の生命保険会社ではできませんでした(現在でも)。
全ての会社の対応を調べたわけではありませんが、一つの契約で、高度障害保険金と死亡保険金の2つに分けて支払われる可能性は低いです。
では、どうしたら良いのでしょうか?使い切るしかないのでしょうか?

まとめ

それでは、高度障害に対する最適な加入方法の話をして終わりにしたいと思います。
仮に、3000万円の保障額の保険に加入する場合、1500万円の保険に2件加入すれば良いのです(注意:保険会社や商品によっては高額割引があります)
高度障害状態になって、もし、1500万円ほどあれば十分だと判断された場合は、1件だけ高度障害保険金の請求をすれば良いのです。もちろん、継続した方の保険は保障期間を必ず確認しなければなりません。
可能であれば、継続する方の保険は終身保険がベストです。保険会社は、継続された保険に関しても、高度障害の対象になる、とご案内はしますが、請求を強制することはないのです。
そして、数年後、お亡くなりになられたときに、死亡保険金として受け取れば、非課税枠が適応されるのです(1000万円の保障×3件でも可)。
独身の方も、就労不能や医療保障等自分を守るための保険もあるのです。
険のことをご自身で調べることは勉強にはなりますが、時間が必要です。専門的なことは、是非、専門家に頼って時間を節約していただきたいのです。

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既に加入されている方は、保障内容等を確認しましょう。他社でご加入のものでも構いません。確認の結果、現在加入されている保険で安心であれば、継続されることをお薦めします。

私達の使命は、一人でも多くの方に、「これなら、我が家は何があっても*安心だ」、と思っていただけるように、オーダーメイドでコンサルティングさせていただくことなのです。
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執筆者:大貫 敏

―プロフィール―――――――――――――――――――――――――――――――――

大学卒業後大手百貨店勤務:外商部一筋9年間営業職
外資系生命保険会社へ転職:営業職3年間、管理職11年間
営業時代はMDRT*1のCOT*2メンバー
*1MDRT・・世界中の生命保険営業職で一定の基準の成績を達成したものだけの組織
*2COT(Court of the Table)・・MDRTの入会基準の3倍の成績を達成した者

住友生命保険相互会社ウェルズ開発部転職:ブランチマネージャー(支社長職相当)5年
                 :営業支援職7年目

ファイナンシャルプランニング技能士2級(国家資格)
相続診断士(相続診断士協会認定資格)

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