【幼児教育・後編】いつから始める?最適な時期とおすすめの教育法

幼児教育の最適なタイミング

幼児教育とは、小学校に上がる前の未就学期に行う教育のことで、3歳~5歳の子供が該当する年齢とされています。 早期教育という観点から見れば、幼児教育開始に最適なタイミングには諸説あります。具体的にいつから開始すれば良いという、決まった年齢はありません。その証拠に、0歳から始められるカリキュラムを持つ幼児教室や通信講座もあれば、年少から始められるカリキュラムのところもあります。 つまり、幼児教育の開始時期は基本的には自由です。ご両親の考え方やお子さま本人の興味・関心にしたがって、そのタイミングで始めることになるでしょう。とはいえ、早ければ良いともいいがたいため、お子さまやご両親のペースに合わせて行うことが大切ではないでしょうか。 幼児教育は、何をするのかも自由です。体を動かすことが好きなお子さまであれば親子リトミックやスイミング、本に興味があれば読み聞かせなど、状況に合わせて取り入れましょう。最初から勉強を始めるというよりも、遊びを通して考える力や言語力を伸ばすことから始めてみてはいかがでしょうか。

おすすめの幼児教育

幼児教育にはさまざまな考え方や種類があり、数多くあるなかからお子さまに合うものを選ぶのは難しい面も多いのではないでしょうか。 実際に体験してみなければお子さまの反応もわからないため、体験学習や習い事の体験受講などを活用するのも方法のひとつです。 ここからは、おすすめの幼児教育を「知育系・お勉強系・語学系・音楽系・運動系・プログラミング系・幼稚園」の7つにわけて紹介します。

知育系

知育系の幼児教育は、子供の知性の幅を充実させるものです。おもちゃを使ったり、通信教材で学習したりなど、習い事だけでなく家庭向け教材なども豊富にあります。 遊びを通して考える力が身につくものが多く、0歳から楽しめるおもちゃとして与えることができるのも魅力です。 「知育玩具」なども数多く販売されているため、幼児教育を検討する際の最初の手段として選ばれることが多くあります。

お勉強系

お勉強系の幼児教育は、主に小学校受験を考えている子供向けの教室です。 読み書きや数の基礎知識など知識に関するものに加え、集団生活を通して挨拶などの行儀作法に関することを学ぶ場合もあります。 通信教材もありますが、傾向としては習い事として教室に通うことが多いでしょう。保護者向けの教室もあるなど、親子で学ぶ機会が多い特徴があります。

語学系(英会話)

語学系のものも幼児教育として人気があります。小学校3年生から英語が必修科目になったことも影響しており、英会話教室・英語教材ともに注目されています。 英会話教室のカリキュラムはリトミックのように音楽に合わせて楽しむものもあれば、授業中はすべて英語で会話する本格的なものなど、多種多様なサービスがあるのも特徴です。 幼児期からネイティブの発音をたくさん耳にしておくことで、リスニング力の向上につながり、英語が自然に身につくメリットがあります。

音楽系

音楽系の習い事も幼児教育として人気があるもののひとつです。 ピアノやバイオリン、歌の教室など、音楽の技術や知識だけでなくリズム感や感性を養うことができるのも魅力ではないでしょうか。 習い事としてはリトミックなども人気で、親子で参加しながら手遊びを通じて音感やリズム感を身につけられます。 お子さまが小さいうちは手遊びや童謡を歌いながらリズムに合わせて体を動かすなど、親子のコミュニケーションにも最適です。

運動系

運動系の幼児教育として、水泳や体操教室、サッカーなどは習い事の中でもとくに人気があるようです。体力づくりやスポーツの基礎を身につけ、ケガの予防や骨格の形成にも良い影響を与えるとされています。 チャレンジ力や集中力を伸ばし、達成感・成功体験による自信が得られる利点のほかに、普段使わない体の動かし方による新しい刺激が脳の発達にも効果的であるとされています。 どのジャンルの教室にするかは、お子さまの性格や興味に合わせて選ぶことが大切でしょう。

プログラミング系

プログラミングは2020年から公立小学校で必修化されたことを背景に、幼児教育としても注目されています。 論理的思考が磨かれることや、IT知識が身に付き、将来的にはPCやタブレットなどを使いこなせるようになるのも利点です。 プログラミングを通してモノや形、数式、地図の立体的な認識ができるため、ほかの科目に良い影響を与えることも期待されています。

幼稚園

幼稚園では高品質な教育メソッドなど、園ごとに特色のあるさまざまなカリキュラムを取り入れて幼児教育を行っています。 例えば、スポーツを重視しているところや小学校受験を見据えた教育を行っているところなど、バラエティ豊富です。 また、上述してきた6種類の幼児教育をカリキュラムに取り入れているところも多数あります。

幼児教育の質を高めるには

幼児教育は学習指導を行えば良いというものではなく、質の高いものを与える必要があります。 ここからは、幼児教育の質を高めるための8つのポイントについて見ていきましょう。

お子さまが興味を持っているジャンルで行う

幼児教育を行う場合、お子さまが興味を持っているジャンルから始めるのがおすすめです。 そもそも、さまざまな種類があるためすべての幼児教育を行うのは難しいでしょう。ならば、お子さまの興味があることを発展させていく方が簡単です。お子さま自身が意欲的に楽しむことができれば、自然に知識や思考力なども身につくので効果が期待できます。 とくに重要なのは、ご両親の声掛けです。うまくできたときは褒め、助けが必要なときは補助を行うなど、一緒になって取り組むことで親子のコミュニケーションにも役立ちます。 お子さまが興味を持ったことを親が取捨選択するのでなく、まずは一度チャレンジさせてみるなど、お子さまが主体だと意識することが重要です。

お子さまをよく観察し、サポートする

最初から手を出すのではなく、まずは挑戦させて様子を伺いながら必要に応じてアドバイスを行いましょう。 お子さまが「自分でできた」という達成感が得られると、さらに意欲的に取り組めるようになります。 お子さまが何に対して興味を持っているのか、習い事に対するモチベーションが低下した状態で続けていないかなどを見極めることが大切です。 お子さまに合うサポートをする必要があるため、言葉でアドバイスするのか手本を見せるのかなど、補助の方法にも工夫が必要でしょう。

強制しない

お子さまがもっとも成長するのは「好きなことに打ち込んでいるとき」ではないでしょうか。 一方で、両親から「〇〇しなさい」と指示されて行うのは、自主性が損なわれてしまうため幼児教育では厳禁です。 やる気をそいでしまうと、集中力が低下し、向上心も失われるので何も身につかなくなります。 「どうしたいのか」をうまく聞き出しながら、お子さま自身の意思を尊重し、本人に合わないのであれば一度中断するというのも手段のひとつです。

他人との比較はしない

お子さまの自尊心を尊重するためには、他人と比較しないことも重要です。「〇〇君はできているのに」と他人の子供と比較してしまうと、劣等感を抱いてやる気の低下につながります。 できなかったことに目を向けるのではなく、できたことを見つけて全力で褒めることで、お子さま自身が向上心を持って取り組めるようになるでしょう。 どうしても比較してしまいがちという場合は、過去のお子さま自身と比較してみてはいかがでしょうか。 「あのときできなかったことができるようになっている」というちょっとした成長にも気づくことができるようになります。

親も一緒に楽しむ

幼児教育は、お子さま本人だけでなく親も一緒になって楽しむ必要があります。お子さまの成長を伸ばすには、親は自分の味方だと実感してもらうことが重要なためです。 楽しいことを共有し、お子さまの気持ちに寄り添うことができれば、劇的な成長につながります。

教室やサービスを過信し過ぎない

幼児教室や通信教育を受講する際に、教室やサービスを過信し過ぎないようにすることも重要です。 習い事に通わせているから必ず成長しているというものではなく、本人の資質によっても左右されます。 重要なのはお子さまと密にコミュニケーションを取ることで、不安や不満、疲労などがあればその都度ケアできるように注視しておきましょう。 また、教室やサービスがお子さまに合っているかを常に考えるようにし、必要に応じてコースの変更や退会なども検討する必要があります。 幼児教育がお子さまの負担になってしまっては本末転倒になるため、楽しんで取り組めているかを観察することが大切です。

勉強時間を決めておく

自宅で幼児教育をする場合、時間設定を行うのも質を向上させることにつながります。 子供の集中できる時間は年齢+1分といわれており、瞬間的にしっかりと集中できる環境を整えることが必要です。 「テレビはつけない」「幼児教育に関係ないものはそばに置かない」など、短時間しか集中できないからこそ質を高めていきましょう。

お子さまに記憶させる

幼児教育では子供の能力を伸ばすことが目的になるため、遊びを通した学びの工夫が必要になります。 記憶することも重要で、文章・文字・数字・漢字・英単語・国旗など対象はどんなものでもかまいません。 お子さまの興味をうまく誘導して学習の機会にもっていけるように、幼児教室や通信教材を上手に取り入れて活用しましょう。

将来を見据えた教育費の計画が必要

幼児教育をするには習い事や通信教材を利用する費用も必要になるため、計画性も重要になります。ライフプランとマネープランの設計によって、いつまでにどれくらいの資金が必要になるのかを具体的に把握しておく必要があります。 住友生命では、ライフプランやマネープランの設計についてのセミナーを多数開催しています。お子さまの教育費用や老後の備えなどを含め、ライフプランの設計にぜひご活用ください。

まとめ

幼児教育をいつから始めるべきなのかは、お子さまの資質や両親の考え方に左右されるため明確な決まりはありません。場合によっては、胎教としてお腹にいるうちから始めるべきという考え方もあるほどです。 とはいえ、大切なのは「お子さまの意思を尊重すること」であり、保護者はそのサポートを行いながら興味を持つ機会を与えるべきなのではないでしょうか。 なお、幼児教育の必要性や効果については前編で紹介しています。ぜひそちらもご覧ください。

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執筆者 尼崎 琢磨(ライフプランニングセミナー担当)

―プロフィール―――――――――――――

相続診断士・2級FP技能士
住友生命保険相互会社
ウェルズ開発部 調査役

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カテゴリー: 子育て教育