外貨建て保険ってリスク?為替、円高、円安など、ご不明なことを丁寧に解説します!


2021年2月現在、メガバンクの普通預金の金利は、0.001%です。普通預金に100万円を預ける方はいらっしゃらないと思いますが、預けた場合、1年間に付く利息は10円です。1000万円以上の大口定期預金でも金利は、0.002%です。一体いつから日本はこんな低金利になってしまったのでしょうか?
そこで本コラムでは、リスクばかりではない外貨建て保険の魅力について、分かりやすく解説をいたします。

外貨建て保険の活用にあたって!

生命保険の持つ機能の一番はやはり保障ですが、中長期の貯蓄にも大きな力を発揮します。
今回のコラムは、上手に外貨建て保険を活用することにより、
・将来に向けた貯蓄、
・分散投資によるリスクヘッジ、
・ご家族やご自身のための保障機能、
をバランスよく組み合わせ、賢く外貨建て保険を活用する方法をお伝えいたします。

そもそも、為替って何?

為替は、“かわせ”と読み、簡単に申し上げると、自分の国と別の国のお金を交換することです。その時の交換比率を為替レートと呼び、日々変動しています。本コラムでは、米ドルを例にして話を進めていきます。
例えば、

①1米ドルが100円だったとすると、アメリカのお店で1米ドルの値札が付いているボールペンを日本円だと100円で買える、ということです。

②1米ドルが80円だったとすると、アメリカのお店で1米ドルの値札が付いているボールペンを日本円だと80円で買える、ということです。同じものが20円安く買える訳ですから、得した感じがしますよね。

③1米ドルが120円だったとすると、アメリカのお店で1米ドルの値札が付いているボールペンを日本円だと120円を払わなければ買えない、ということです。同じものが20円高くなったので、損した感じがしますよね。

このように、為替レートの変動によって安くなったり、高くなったりするので外貨建ての商品にリスクを感じる方がいらっしゃるのではないでしょうか?
ちなみに、①に対して②の状態を“円高”と呼びます。100円を払わなければ買えなかったボールペンが80円で買うことが出来るようになったので、の価値がく(上がる)なった、と覚えてください。

反対に、①に対して③の状態を“円安”と呼びます。100円で買うことが出来たボールペンが120円を払わなければ買えなくなったので、の価値がく(下がる)なった、と覚えてください。

ハワイに行ってブランド品を買おうと思ったら、円高or円安どちらの時が良いかもうお分かりですよね?円高です!
その代わりに、円高になれば、国内のメーカーが日本で生産した商品を海外で売ろうと思うと、円建てで売上金を受け取ると、安くなってしまうなどの問題もあります。例えば、100ドルの値札を付けた商品をハワイで販売し、円建てで売上金を受け取ると、1ドル100円なら10000円受け取れますが、1ドル80円なら、8000円しか受け取れないと言う事になります。
どちらが良いとは、一概に言えないのが難しいところですね。

外貨建て生命保険とは?

外貨建て保険とは、外貨(米ドルやユーロ等)で保険料(掛金)を払い、外貨で保険金や満期金を受け取る商品です。
しかし実際は、その外貨を円に換算して、円建てで保険料を支払い円建てで保険金や満期金を受け取る仕組みになっています(もちろん、外貨のままで取り扱うことも出来ます:各社対応は異なります)。
では何故今、外貨建て保険が注目を集めているのでしょうか?
それは、円建ての生命保険よりも予定利率が高いからです。
(予定利率とは、お預かりした保険料の予定運用利率であり、最終的な利回りとは異なります)
ちなみに、当社では、ソニー生命と提携し、米ドル建ての終身保険と養老保険を扱っていますが、予定利率は前者が3.00%、後者が2.75%です(2021.2.1現在)。
現在日本では、当社を含め予定利率が1.00%を超える円建ての保険商品はございません。予定利率だけを見ると圧倒的に米ドル建ての商品の方が有利なのです。
また、保険会社は、皆さまの保険料を様々な方法で運用していますが、代表的な運用方法である10年国債は、日本は0.075%(2021.2.15現在)、米国は1.208%
(2021.2.12現在)で、米国債の方が約16倍も高い利率なのです。従って、保険料(掛金)や保険金、満期金、解約返
戻金等に大きなプラスの影響を与えるのです。ただし、ここでは為替レートのことは考慮しておりません。

米ドル建ての生命保険に加入!円高or円安どちらが良いの?

結論から申し上げますと、どちらが良いとは一概には言えません。
以下に、分かりやすく表にまとめましたのでご覧下さい。

(例)加入時の為替レートが1米ドル=100円の場合

為替変動保険料死亡保険金(円換算)
満期保険金(円換算)
解約返戻金(円換算)
加入時よりも円安     (例)1米ドル=120× 上がる〇 増加
加入時よりも円高     (例)1米ドル=80〇 下がる× 減少

簡単に申し上げると、保険料を払っている時は円高傾向が続けば保険料が安くなり、反対に保険金等を貰うときは円安傾向であれば多くの金額(日本円で)が受け取れるということです。
最悪なのは、保険料を払っている時は円安傾向が続き保険料が上がってしまい、いざ、受け取ろうと思ったときは円高になり受け取れる金額が減少してしまうケースです。
しかし、過去の為替レートのトレンドを見ると、上記のような極端なケースはありませんし、生命保険は中長期的に加入するものなので、10年、20年の単位で見てみると平均化され、為替の影響は薄れていくのです。さらに、当社が扱っている米ドル建ての終身保険と養老保険は、保険金や満期金を受け取る時、もし円高でしたら、最長10年間の据え置きが出来ますので、その間円安の傾向になった時に請求をすればリスクは避けられるのです。

また、多少の円高であれば、ドル建ての高い予定利率が円高による受取保険金額等の減少をカバーしてくれるという要素もあります。

ご参考

以下に、1ドル360円の時代から現代まで、ドル円レートがどのように推移してきたかのグラフを掲載しました。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本の国力や経済力が増すにしたがって、円の価値も上がってきた歴史がわかりますね。今後はどうでしょうか?
日本は、人口減少が始まり、少子高齢化が世界で最も早く進行しています。今は、長期で見れば、まだまだ円高と言えるかもしれませんが、将来はどうでしょうか?
特に、全ての資産を円建てで保有しており、将来の日本円はやや心配なので、資産の一部を、まだまだ人口も増加し成長している米国に分散しておこうと思われる方は、長期、積立、分散投資の一環で、通貨も分散投資しておくことをお勧めいたします。

まとめ

外貨建ての商品は、どうしても為替レートのことが気になりますが、中長期で考えれば短期のアップダウンリスクは薄まります。
将来のことは誰にも分かりませんが、お持ちの財産(ご自宅、ご資産、お給料)が全て円建てという方は、一部を外貨建てにして、将来の円安リスクをコントロールしておくことも大切だと思います。通貨によるリスク分散をさせておくことはリスクマネジメントの一つです。
紙面では限られた説明しか出来ませんので、是非、外貨建て保険商品のモデルプランをご覧になることをお勧め致します。
一目瞭然で、米ドル建て生命保険の魅力をお伝えすることが出来ると思います。

為替のこと、円高円安のこと、通貨分散のこと、老後の生活のこと、ご理解され、気付いた方から始めています!

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執筆者:大貫 敏

―プロフィール―――――――――――――――――――――――――――――――――

大学卒業後大手百貨店勤務:外商部一筋9年間営業職
外資系生命保険会社へ転職:営業職3年間、管理職11年間
営業時代はMDRT*1のCOT*2メンバー
*1MDRT・・世界中の生命保険営業職で一定の基準の成績を達成したものだけの組織
*2COT(Court of the Table)・・MDRTの入会基準の3倍の成績を達成した者

住友生命保険相互会社ウェルズ開発部転職:ブランチマネージャー(支社長職相当)5年
営業支援職7年目

ファイナンシャルプランニング技能士2級(国家資格)
相続診断士(相続診断士協会認定資格)

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